「これをしたら落ちる」と思え
合格サプリには、全国の高校生・受験生からさまざまな質問が来ます。ストイックな生活を送っていた里見さんに、「誘惑をはねのけるにはどうしたらいいでしょう?」と聞いてみました。
誘惑ですか(笑)。私の場合は、なにか誘惑に駆られそうになると、『これをしたら落ちる!』って念じていました(笑)。
携帯とかもそうですし、恋愛とかももしかしたらそうだったかもしれません。
小学生のころとかによく、『横断歩道の白いところだけを踏んで渡る、踏み外したら死ぬ!』みたいなこと思って歩いてたりすると思うんですけど、えっこれ私だけですか!?(笑)
あーあと『靴を足から飛ばして上向いたら明日は晴れ』みたいな。
とにかくそんな感じで、『これをやったら私は落ちる!』って念じて、ひたすら勉強していました。
人を救える弁護士になりたい
里見さんの将来の夢を聞かせてください。
私は将来は弁護士として、誰かにとって、人生で一番の救いになったと思われるような人になりたいなと思っています。
社会正義というとかっこいいですけど、法律が役に立つのって、何かトラブルに巻き込まれたときが多いですよね。
法律家の仕事の大きな一部分として、お医者さんと同じように、困っている人を助ける、ということがあると思っていて、そういう仕事に携わりたいです。
そういう意味では、企業法務など、東大卒の弁護士が多く活躍する分野よりも、どちらかというと『町弁』(主に地域住民からの法律相談を受ける弁護士)的な志向なのかな、と思います。
勉強量が多くて厳しいと言われる法学部ですが、ロースクール(法科大学院)への進学を目指して、しっかり勉強を続けていきたいと思います。
とはいえ全く遊んでいないわけじゃなくて、友達とご飯を食べたり、駒場キャンパスから近い代官山のあたりまで散歩に出かけたりもしていますよ。