参考書を買いあさり、手元に集めることに熱中した結果……

書店には多くの参考書がそろっていますよね。

「センター試験〇〇点確実!」「〇〇が絶対にできるようになる!」などなど……、どの参考書も魅力的に見えてしまいます。

今回は参考書を買い漁るのに熱中してしまった参考書コレクターの失敗談と、そうならないための参考書選びのポイントを解説します。

参考書を買う事だけに集中した男の話(実話)

高校入学直後の話

まず初めに私の過去の話を少ししたいと思います。

高校に入学した私は早くも志望校を決め、3年間でやるべきことを先生に教えてもらい、書店へと足を運びました。

指定された参考書を買った私は「これさえ完璧にすれば合格できる!」と意気込んでいたのを覚えています。

塾の先生には「この参考書をこの時期までに終わらせます!」などと豪語していました。

高校3年の夏の話

ところが受験勉強がピークを迎える高校3年の夏ごろ、私は書店の参考書コーナーの魅力にとりつかれてしまいました。

すると私は「こっちの参考書のほうがいいんじゃないか」などと考え始め、思うがままに参考書を買い漁り続けました

友人の口コミやネットのレビューを見たり聞いたりしては買いに行くの繰り返しです。もちろんすべてを消化できるわけがありません。

買った参考書の8割は、パラパラめくっては「これをやった俺は志望校に合格できるんだな」と妄想するばかりで、一切使うことはありませんでした。

入試結果の話

結果は散々でした。私が志望校に合格できたのは結局2浪した後で、同級生とは2年遅れの入学となりました。

結局のところ2浪して合格するまでに合計50冊以上は買ったと思います。

参考書コレクターが犯した間違い

参考書の購入が成績アップにつながるとは限らない

購入冊数50以上、8割方手つかず。数字を見ただけでもおかしいのがよくわかります。

参考書コレクターは「世の中には、もっと自分に合った参考書があるはずだ」とか「この参考書よりこそっちのほうが良いに違いない」と、やってもいないのに決めつけます。

1番の問題は結果が出ていない事です。参考書を買っただけでは成績が上がらないのは当然。

参考書を買ってそれを使い込んで初めて成績アップにつながるのです。

一方、参考書コレクターは「参考書を買った俺は成績が上がる、志望校に合格できる」という回路が脳内に出来上がってしまい、実際に使うという過程が抜け落ちます

参考書コレクターに限らず「成績が上がりません」なんて話はよく出ますが、「そもそも勉強していますか?」というのが最初に出てくる問題なのです

参考書を買うときの三つのポイント

それではいよいよコレクターにならないための参考書を買う前に気を付けてほしい3つのポイントを解説します。

「その内容は授業でカバーしていないのか」で判断する

あくまでメインは学校や通っている塾です。
授業そっちのけで参考書に打ち込めば、授業を受けた分の時間と授業料が無駄になります。
まずは授業を最大限活用しましょう
予め配布された問題集があればそっちに手を付けましょう。
学校や塾の内容だけでは物足りないと思った時こそ買い時です。

同じ分野の参考書を同時に何冊も買わない

コレクターの域に達すると、参考書の内容がかぶってきます。
例えば、英単語帳や英文法問題集を何冊も持ってしまうわけです。
確かに、一つの英単語をとっても、この単語集には載ってて、こっちには載ってないという違いあると思います。
完璧な参考書がないのは仕方のないことですが、だからと言って、ほぼ同じような内容の参考書を同時並行でやっていくのは時間と労力の無駄です。
まずは1冊を極めましょう
2冊目はそれからです。

買う予定のない分野の参考書は買わない

書店に並んでいる数千もの参考書はあなたにとってどれも魅力的なものに見えるでしょう。
だからと言って、その場の思い付きで購入予定のなかった分野のものを買うのは危険です。
購入目的がはっきりしていないので計画性がなく、結局はやらない可能性が高いです。
予め自分と相談したうえで「今使っている英単語帳を制覇したので、今日は新しく英単語帳だけを買いに行こう!」といったふうに予め購入対象を決めておきましょう

必見!失敗しない参考書の選び方

この項目では、参考書を50冊買った経験から感じた参考書の選び方をお伝えします。何冊も買うより、この記事を参考に厳選して参考書を買ってもらえれば幸いです。

その1.まずは有名な参考書を買おう

有名な参考書を買うことには沢山のメリットがあります。

まず、有名な参考書にはその知名度を保つだけの理由があります。
大勢の受験生に愛されてきた参考書は、きっとあなたの実力を高めてくれるでしょう。

次に他の受験生との差が付けられにくくなる、という利点があります。みんなが解ける問題を解けないことが一番受験において差がついてしまうので一般的な受験生のレベルを知る意味でも定評のある参考書を解いておくことは有効です。

その2.表紙デザインから決めよう

もちろん参考書の中身との相性の善し悪しはありますが、気に入った表紙デザインの参考書を買ってみることもいいことがあります。
まず、気に入った参考書だとやる度にやる気が上がり、勉強が楽しくなるというメリットがあります。

また、内容から決めないことで自分の固定観念から囚われない参考書に出会うことができます。
そのため、自分の視野を広げることができるのです。

本屋さんへ繰り出し、ざっと参考書の表紙を眺めてみましょう!

その3.志望校に合格した先輩が使っていた参考書を聞き出そう

志望校に合格した先輩と、全く同じ量、全く同じ内容の勉強をすれば、受験は乗り切ることが出来ます。
言ってみれば当たり前のことですね。

もちろん、「全く同じ量や全く同じ内容」なんてものはあり得ません。
しかし、同じ参考書を使えば、少なくとも量と内容は近づけることができますよね。

自分の志望校に合格した先輩が使っていた参考書を聞き出して、そのまま真似をしましょう!
その際、
「この参考書をどのように使っていましたか?」
「どの時期にどれくらい使っていましたか?」

など、具体的な勉強方法を聞いておくと良いですよ。

その4.自分のレベルにあったものを選ぶ

当たり前のことですが、とても大切なことです。

参考書のレベルが自分のレベルよりも高すぎれば、手も出せずに「参考」にできません。
一方で、簡単すぎても勉強している気にはなれるでしょうが、力がつきませんよね。

自分のレベルと同程度、または少し難しいくらいの参考書をやると、やりごたえもあって力もつきます。
しかし、そんな参考書をどのように探せば良いのでしょうか?

こればっかりはなんとも言いようがありません。
書店に足を運んで、そこで良さそうな参考書を手にとって、中身をざっと確認するのがベストです。

自分の目で確認できるのが理想ですが、それでもわからないという人もいるかと思います。
そんな人は、参考書によりますが、その参考書がどんな人向けなのかというのが書いてある参考書もあります。
基礎を確認したいのか、基本問題をやりたいのか、応用をガッツリやりたいのか…
ニーズに合わせて複数同じシリーズの参考書を出している出版社もあるので、そんな参考書を選べば間違い無いですね。

その5.それなりに薄いものを選ぶ

いくら情報量がたくさんあるといっても、あまりにも分厚い参考書ってやる気失せますよね?
もちろん参考書は厚ければ厚いほど、情報をたっぷり詰め込めるわけですが、一方で使う側としては何が重要な情報かがわかりませんね。

そんな感じで参考書といっても、簡潔であること、薄いこと、そして何よりも続けやすいことが大切です。

「東大英単語」などと謳ってとんでもなく分厚い単語帳などがありますが、大して重要な情報は入ってないことが多々あります。
(要は、単語はいっぱい載っているけど、ほとんど入試では出ないものが多かったり、ということです。)
そんなやる気も削がれるような参考書ではなくて、むしろ薄い参考書がオススメです。

「薄い参考書って、なんかやばそう…」と不安に思う方も多いかもしれません。

もちろんそれだけ情報量は限られてきますが、その分重要なことだけが1冊に凝縮されています。
参考書は何度も周回して、本当に身につくようなものですので、その辺を意識しても薄い参考書の方が良いことは明らかですね。

分厚い方が勉強している!という意識は強くなるかもしれませんが、見た目に惑わされないようにしましょう。
薄い方が効率はずっといいですよ。

その6.書店に行って考える

参考書を買おうと思った時、ある程度のところまではどんな本を買おうかなとイメージできるはずです。
しかし、具体的に「これ!」というところにまでは行きづらいでしょう。
巷には星の数ほど参考書がありますし、ネットを見てもいろんな参考書がオススメされています。

そんな情報に混乱してしまったら、思い切って書店に行ってから選ぶというのもアリです。
書店では、ネットなどではできない「実際に手に取る」ということができます。

「あ、この参考書は文字ばっかで解説重視…」
「あ、こっちは図もたくさんでビジュアル重視…」

その書店にある参考書の中から、一番自分に合っているものを選べば、後悔はないはずですね。
人によって合う合わないがありますので、それをきちんと確認できるのが書店の強みです。

参考書が欲しくなったら、まず書店に足を運んでみては…?

失敗しない参考書選びのまとめ

いかがでしたか?

参考書は、受験が終わるまで共に学習する、いわば「パートナー」です。
それと同時に参考書は、受験生の夢を叶える秘密道具なのです。

今回紹介した方法を参考に、お気に入りの参考書を見つけて、受験を一緒に乗り切りましょう。





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