お部屋探しで損しないために知っておきたい基礎知識まとめ

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県外の大学を志望する受験生は、合格後に親元を離れて一人暮らしを始める方が多いと思います。今回は、お部屋探しに必要な基礎知識をまとめてご紹介します。

不動産会社の広告にはわかりづらい用語がたくさんありますよね。中には正しく把握しておかないと損をしてしまうものもあるので、まとめてチェックしておきましょう。
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①家賃と共益費
②敷金・礼金・仲介手数料
③保険の加入について
④最寄駅からの距離
⑤地震に強い?
⑥更新料
⑦インターネット環境があるか
⑧消火器について

①家賃と共益費

家賃は、毎月払う物件の使用料を指します。これはほとんどの人がご存知だと思いますが、「共益費」(=管理費)はあまり聞きなれない方もいるのではないでしょうか。

共益費とは、共同住宅などの外灯・エレベーター・階段といった共有部分の管理にかかる費用です。
共益費は毎月家賃と一緒に払わないといけません。上のチラシの物件の場合、家賃が66,000円で共益費が3,000円なので、毎月69,000円を支払うことになります。

②敷金・礼金・仲介手数料

毎月支払う「家賃」・「共益費」のほかに、入居するときに1回だけ払わないといけないお金もあります。
それが敷金・礼金・仲介手数料です。それぞれの意味を確認していきましょう。

敷金

敷金というのは、入居時に大家さんに預けておく保証金のようなものです

もし入居中に部屋を壊したり汚したりしたら、この敷金から修理代を差し引きます。
それで残った額が退去時に返してもらえる仕組みとなっています。

礼金

礼金というのは、大家さんに対して、部屋を貸してくれることへのお礼として支払うお金です。そのため、敷金と違って礼金は戻ってきません。

仲介手数料

仲介手数料は、物件を紹介してくれたお礼として、不動産会社に支払うお金です。その金額は、法律で最大家賃の1ヶ月分までとされています。

仲介手数料は、場合によるところもありますが、基本的には不動産会社単位でおおよそ家賃の半額〜1ヶ月分の範囲で定めています。

そのため、同じ物件を紹介してもらう場合でも、仲介手数料1ヶ月の不動産会社と契約する場合は、仲介手数料半月分の不動産会社と契約する場合の2倍払うことになります。

このことを知らないだけで、家賃の半月分(=約3〜4万円)損することになるので、注意してください。
この辺りも含めて、賢い部屋の探し方は、以下の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

おトクで賢いお部屋探しの進め方

2016.02.11

③保険の加入について

入居中に部屋が火事で燃えてしまったらとんでもない損害ですよね。
そんな時に備えた火災保険への加入が、基本的に賃貸契約書で必須と定められています。そのため、契約の際には不動産会社から保険の加入を勧められることになると思います。

実はここに落とし穴が1つあって、「火災保険への加入」は必須ですが、それが不動産会社の紹介する保険である必要はありません。

大半の大学生が加入する大学生協の共済には火災保険も含まれているので、共済への加入予定者は、不動産会社の斡旋する保険に加入しなくても大丈夫なのです。

④最寄駅からの距離

「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」の第11条によると、徒歩1分は80mであると定められています。また、時間計算で端数が生じた場合は繰り上げるというルールもあります。

したがって、上記チラシの✕✕駅徒歩5分というのは、駅から321~400mだということになります。
なお、この距離は駅の入り口を基準にしたものですし、信号や踏切の待ち時間は考慮されていないので、家から駅のホームまではもっと時間がかかるかもしれません。

⑤地震に強い?

地震が起こった時、自分の建物がどうなるかは重要な問題です。そのために、建物の構造をまず確かめておきましょう。

代表的な建物の構造には「木造」「鉄骨」「鉄筋コンクリート」の三種類があげられます。そして、耐震性は「木造」<「鉄骨」<「鉄筋コンクリート」の順だというのが通説です。(ただし、地盤の固さ・建物の古さによっても強度はもちろん変わるので一概には言えません。)

また、築年数も耐震性を左右します。理由はもちろん老朽化もあるのですが、それ以上に耐震基準が違ってくるからです。
日本の建物の耐震基準は実は、1981年に大きく改定されています。そのため、1981年以降の建物の方が地震に強いことになるのです。

⑥更新料

更新料とは?

普通の賃貸住宅の場合、そこに住むことができる年数が契約書で決まっていて、その期間を契約期間と言います。

契約期間は2年であることが多く、その期間が過ぎてしまった場合には契約が更新され、もう2年間住むことができるようになります。

この、「更新」にかかるお金が「更新料」で、家賃1~1.5か月分が相場です。

定期借家に注意!

普通の賃貸住宅であれば、契約期間が過ぎても更新して住み続けることができますが、中にはそれができない物件もあります。

それが定期借家です。

定期借家というのは「あらかじめ決められた契約期間が終了した時点で、契約が終了してしまう」タイプの賃貸住宅です。
つまり、契約期間が過ぎてしまうと更新できないので、最悪家を放り出されるのです。

定期借家は更新できない分、家賃が安くなるという特徴があります。そのため、「あれっ、この賃貸やけに安いな」と思ったら一度契約書を見直してください。

⑦インターネット環境について

ネット環境には「有線」と「無線」があり、それぞれに長所と短所があります。

 有線

「有線」はケーブル(データ通信用のロープみたいなもの)を各機器につなぐ通信方法です。

有線は通信が比較的安定で、大容量のデータの通信にも向いています。また、値段も毎月数千円で使い放題になります。

主な有線通信にはCATVや光ケーブルがあげられますが、これらのものが入居したマンションまで線が引っ張られていれば、契約してすぐに使用可能となります。

反対に、線が引かれていない場合はマンションに線を引く工事をしないといけなくなって、一か月ほどの時間がかかってしまいます。

そのため、自分が住むところにそういったネット環境が用意されているかあらかじめ確認しておきましょう。

なお、有線を使う場合は、「無線wifiルーター」を自分で用意しておくことをおすすめします。そうすれば、インターネットを使う機器にわざわざケーブルを付ける必要がなくなるからです。

 無線

「無線」は、ケーブルを使わずに各機器とデータをやりとりする通信方法です。これは携帯会社や無線wifiの会社と契約を結べば使えるようになります。

有線が使えない住居であっても、無線ならすぐに使うことができます。その代わり、通信速度が遅く、料金も高いですし、あまり通信料が多すぎると速度制限がかかるなどのデメリットがあります。

メールとかインターネットをちょっと見る分には問題ありませんが、ダウンロードをやりすぎたり動画を見すぎると、通信料が跳ね上がりますので注意しましょう。

⑧消火器について

部屋を契約する前に消火器について知っておいた方がいいことがあります。

下宿先の延べ床面積が150㎡を超える場合、消防法により消火器の設置義務が生じます。そして、これは家主の義務なので、部屋を借りる側は消火器を買う必要はありません。

そのため、自分の住居がこの条件を満たしているかどうか確かめてみるといいかもしれません。

終わりに

いかがでしたか?大学生になる皆さんにとって、自分の部屋を探すのは初めてのことだと思います。
最初は戸惑うことも多いと思いますが、ここに挙げた知識を押さえて、賢い部屋探しができるといいですね。

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