はじめに
大学に入学する際、初めてお部屋探しをする人も多いでしょう。
そこで、どのようなお部屋を選ぶかによって、大学生活が大きく決まるといっても過言ではありません。
今回は、物件の外側と内側に注目して、物件周辺でチェックすべき施設と物件を下見するときにチェックすべきポイントをいくつか紹介したいと思います。
この記事を読んで、どのような環境が自分の望む大学生活に適しているか、考えてみてくださいね!
目次
物件周辺でチェックすべき商業施設・公共施設5選
まずは、物件周辺の環境についてです。
どれも一人暮らしの身にとって、近くにあれば大変心強いものばかりなので、しっかりと押さえてくださいね!
郵便局、銀行
一人暮らしの身にとって、親からの仕送りやバイトのお給料は重要なライフラインです。
そのお金を下ろすための郵便局や銀行が近くにあれば、すぐに引き出すことができます。
もちろん多くのコンビニでもATMは設置されていますが「手数料108円もしくは216円」が毎回積み重なれば大きな痛手になります。
それゆえ、郵便局もしくは銀行が近くにある物件をおすすめします。
交番、警察署
何か事が起こった時でも大丈夫、という安心感は心細い一人暮らしの身にとって非常に大きなものです。
特に、初めて一人暮らしを始める女性は治安について気に掛けることも多くあると思います。
一人暮らしをするにあたって、近くに交番や警察署があれば安心して生活することができます。
実際に、交番や警察署が近くにあるだけで犯罪率は下がるそうです。
一人暮らしではどうしても利便面が重視されがちですが、治安面も考慮しておきましょう。
100円ショップ
新生活を始めるにあたり、意外なものが足りない場合が多々あります。
乾電池、小物入れ、便座カバー……。
基本的に100円ショップにはたいていの生活用品が揃えてあるので、買いだめせずとも必要な時に必要なだけ買うことができます。
また、低コストで物を揃えることができるのも大変魅力的なポイントですね。
病院
熱があるのにわざわざ電車を乗り継いで病院に足を運ぶのは大変ですよね。
急な体調不良でも、近くに病院があればとても便利です。
また、病院が近くにある、という安心感も一人暮らしをするにあたって非常に大きなものです。
交番や警察署と同じく、万が一の際にどうするかを含めてお部屋探しをしましょう。
コンビニエンスストア
24時間営業していることや、幅広い品物が準備されているという点が大変魅力的なポイントです。
その汎用性から、これまで紹介した全ての施設の代替さえも可能です。
- 手持ちのお金がなくなれば、コンビニのATMへ。
- 夜道で不審な人を見かけたら、24時間明かりが点いているコンビニへ。
- 生活用品が必要であれば、コンビニの生活用品コーナーへ。
- 熱が出たり頭痛になれば、コンビニの医療品コーナーへ。
コンビニさえあれば、緊急の際に必要なものはほとんどカバーできると言っても過言ではありません。
ただし、郵便局や銀行と違って手数料もかかりますし、100円ショップよりも値段は高いことを忘れてはいけません。
物件を下見する時にチェックすべきポイント12選
階数
最上階だと夏に室温が高くなる、5階以上の部屋だと虫が出にくくなる、1階は最上階に比べて家賃が安いなど、お部屋には階数によっていろいろな特徴がります。
自分の希望する建物は何階建てで、何階の部屋にするのか下見の際にしっかりチェックしておきましょう。
また、同じフロアでも角部屋と中部屋で間取りの異なることもあるため、その点も注意して下見をしてください。
他フロアの使用状況
1階にコンビニがあれば、一人暮らしにとって大変ありがたいものです。
しかし、1階に飲食店などがあると害虫が出やすいと言われています。
他フロアの使われ方次第で一人暮らしの環境は変化するので、どんな使われ方をしているのかしっかりチェックしましょう。
また、お部屋の上下階の音はよく響くということにも注意して下見をすることをおすすめします。
建物の構造
建物の構造として主に木造や鉄骨、鉄筋コンクリートがあります。
耐震性や隣の部屋への音の響きやすさなどにも影響してくるので十分注意しましょう。
日当たり
日当たりが悪いと洗濯物は乾きにくく、部屋の中は暗くなります。
南>西、東>北の順に日当たりがよいことを覚えておいてください。
下見に行った際には、スマホなどを用いて窓があるのはどの方角なの、確認することをおすすめします。
部屋の使いやすさ
部屋に入ったら、間取りを見て実際に自分が住んだ際にどう使うのかイメージしましょう。
特にドアの開く方向やコンセント、テレビのアンテナ線の配置が悪いと6畳以上のスペースがあるにもかかわらず、ベッドが置けないということもあります。
部屋の広さや建物の新しさだけでなく、実際に自分がその家を使う様子を想像して下見すると自分に合ったお部屋を選択できると思います。
バス・トイレ
バス・トイレの設備について、ユニットバスもしくはバス・トイレ別を選ばなければなりません。
ユニットバスは安く家賃を抑えることができますし、掃除も一か所だけで済むので非常に楽だと言えます。
また、トイレと浴槽が一体になっているため、バス・トイレ別より居住スペースが広いこともメリットだと思います。
バス・トイレ別の場合、お風呂を広く使うことができ、身体を洗うスペースも十分にあるので、ゆっくりと入浴することができます。
トイレットペーパーが水で濡れて使えなくなることもありません。
また、床が濡れた状況でトイレに行くこともなくなります。
自分がどちらを優先すか、考えてみてください。
洗面台
水回りを下見するときに、洗面台が独立しているか、お風呂などに付属しているかどうかを見てみてください。
お風呂などに付属された洗面台の場合は、家賃を抑えることができます。
独立した洗面台の場合、特に女性は化粧品など、小物を置くスペースがあるのでメイクが捗ります。
ドライヤーを使ったり、コンタクトをつけるときも便利かもしれません。
また、独立した洗面台はあれば、洗顔や歯磨きをキッチンでしないといけないということがなくなります。
こちらもユニットバス、バス・トイレ別と同様、自分の希望をもって下見をしてくださいね。
コンロ
首都圏において一人暮らし向けの学生に勧められることの多いお部屋は一口コンロです。
家賃が安い物件に多く、また「基本的に料理はしない!」という人であれば、一口コンロで十分です。
二口コンロの場合、料理をする際に「同時に何かを熱する」ことができます。
電子レンジや電気ポットを使うよりもかなり便利だと思います。
「一人暮らしをしたら料理を趣味にして頑張りたい!」などという人には二口コンロは必須の設備でしょう。
携帯の回線
携帯やスマホの回線が繋がらなかったら致命傷です。
たとえ物件が都心にあったとしても、周辺の建物が障害物になっていたり、電波が混雑しているなどして思うように通信状況が芳しくない場合があります。
携帯の回線に関しては、下見をしなければ分からないことなので、必ず確認してくださいね。
大きな家電の置き場所
一人暮らしの物件になると、台所や洗面所に十分なスペースがない場合があります。
その場合、冷蔵庫をリビングに置かなければならなかったり、洗濯機を外に置かなければならないことがあります。
下見に行く際にはメジャーを持っていき、冷蔵庫や洗濯機がキッチンや洗面所に搬入できるかチェックしましょう。
臭い
写真では伝わってこない臭いも下見の際にしっかりチェックしておきましょう。
物件周辺の環境によっても違いますし、以前の入居者のタバコの匂いが壁紙などに染み付いていることもあるので、注意が必要です。
携帯の回線と同様、実際に下見しないと分からないことなので、注意してください。
洗濯物を干すスペース
日当たりが良くても、洗濯物を干すスペースが確保できなければ、部屋干しをせざるを得ません。
そのため、洗濯物がしっかり干せる日当たりの良いスペースはあるか、必ずチェックしましょう。
余裕があれば、物干し竿をかけるところがあるかも、確認できるといいですね。
また、女性の方は、道路から洗濯物が隠れているか確認することも大切です。
おわりに
以上、お部屋探しをする際の「内」と「外」に注目してチェックポイントを紹介してきました。
自分の理想の環境を想像することはできたでしょうか。
この記事を見ても分かるように、お部屋探しには多くのチェックすべきポイントがあります。
自分の納得できるお部屋を見つけるためにも、手を抜かずにお部屋探しをしてくださいね。