はじめに
こんにちは。
受験生の皆さんは、志望校合格に向けて日々努力されていることと思います。
その中で出てくる不安として、本番にどんな問題が出るだろうということがありますよね。
今やっていることが果たして本当に意味のあることなのか、とわからなくなってしまうことはありえます。
そのほかに、入試本番で何かハプニングが起きてしまうのではないかということも漠然とした不安として常につきまとってきます。
寝坊しないか、電車が止まらないか、大雪に見舞われるのではないかなどいろいろなハプニングが想定されます。
そこで今回は、実際にあった試験当日のハプニングを現役大学生にインタビューしてきました。
先輩たちの失敗を糧に、一緒に対策を練っていきましょう!
目次
本当にあった!先輩たちのハプニングまとめ
教訓その1:入試会場の係りの人がなんとかしてくれる
この場合は幸いにも貸してくれましたが、やはり隣の人に迷惑がかかっているということには変わりありません。
こういう時は試験官に申し出ましょう。大抵は予備の筆記用具を用意してくれていますよ。
忘れてはいけないことになっていますが、受験票を忘れても何とかなることは多いです。
焦らず絶望せず試験監督に申告しましょう。とりあえず困ったら自分で抱え込まずに相談です。
財布を落としたからといって、受験そのものが終わることはまずありません。
とにかく会場に行くこと。そして入試課に相談してください。
必ず受験する手段はあります。自己判断で棄権するのはやめましょう。
教訓その2:最悪の事態に備えておく
緊張に弱い人は下痢止めを絶対に持っていきましょう。
弱くない人も、緊張するとお腹が痛くなる可能性は誰にでもあるので、持っていて損はないです。
筆者も結局本番で痛くはならなかったものの、一応持って行っていました。
下痢止めがあることによる安心感もあったので、ぜひ持っていくことをおすすめします。
試験会場の近くのコンビニは朝から行列ができていることが多いです。
売り切れることもしばしば。
たとえ食べ物が残っていたとしても、レジに並ぶ時間ももったいないですよね。
事前に自宅付近のコンビニで買っておくか、家からお弁当を持っていきましょう。
教訓その3:周りに圧倒されない
テレビカメラはあくまで会場の様子を撮影しているだけで、あなたのことを映してはいません。
勝手に緊張してしまっては損です。
緊張は失敗の元、平常心を保ちましょう。
有名な大学になればなるほど入試の規模は大きくなり、メディアなどでも取り上げられますが気にしてはいけません。
自分の実力を発揮することだけを考えましょう。
教訓その4:答え合わせは試験が全部終わってから
気になるのはわかりますが、どちらが本当に正しいかなんて試験中はわかりません。
その後の試験に悪影響を及ぼす恐れもあるので、答え合わせは試験がすべて終わってからにしましょう。
なお、試験会場で答え合わせをしている人はどうしてもいるので、そのようなことを聞きたくない人はぜひイヤホンを持っていくことをおすすめします。
外界をシャットダウンして自分の世界に入れますし、自分の好きな音楽を聴いてリラックスもできますよ。
教訓その5:試験会場へは余裕を持って行こう
これは珍しくハプニングが功を奏した例。当日は何が起こるか神様でもない限りわかりません。
試験会場には15〜20分くらい前に着くくらいの気持ちで、余裕を持って向かいましょう。
とにかく試験会場にいないことには入試は始まらないので、時間を持て余すくらいで行動した方が良いでしょう。
全てはあなたの身体が入試会場にいることが大切なのですからね。
たとえ親しみのある会場であったとしても、当日の会場へ向かうルートなどの確認のために下見をしておきましょう。
どんな会場で試験を受けるのか、どんなハプニングが起きそうであるかも妄想しておくと良いでしょう。
教訓その6:いろいろな「ズレ」に注意する
いつもはないミスも本番で起こらないとは限りません。マークシート解答は慎重に行いましょう。
もちろん見直しを忘れないようにすれば大丈夫です。見直しの時間を考慮した演習を事前にやっておきましょう。
時計は試験の生命線。試験会場に時計がないことがほとんどです(わざと取り外されています)。
ということは自分で時計を持っていかなければいけません。
しかし、その時計がずれていれば元も子もありません。
時間が合っているか、電池が残っているかなど試験前までに確認しておきましょう。
教訓その7:試験当日は無駄なところに時間をかけない
同じ試験会場でも1つの校舎・キャンパスは広く、教室はたくさんあります。
しかも、下見でその把握には限界があり、教室は試験当日になってやっとわかります。
友達と会って緊張をほぐしたい気持ちはわからなくもありませんが、そこでも時間のロスを考えて1人で食べることも検討しましょう。
おわりに
さて、ここまで先輩たちの失敗とそこからの教訓を見てきましたが、いかがだったでしょうか。
入試本番は本当に些細なミスが、大きな焦りに繋がります。
あらかじめなんとかなるという認識は良くはありませんが、最悪どうにかなるものではあります。
ですが、やはり焦ること自体が入試になんらかの影響を及ぼしかねないことも事実です。
入試当日になる前から、勉強もそうですがそもそも受験ができるように諸々の必需品の準備をしっかりとしましょう。
皆さんがきちんと試験当日に実力が発揮できることを祈っています!