理系の人とも勉強したい
篠原さんは、なぜ東大を目指されたのですか?
学芸大附属という高校にいたので、まわりに東大を受ける子が多くて、自分も受けようかなという感じでした。
また東大は大きな総合大学で、理系の人たちとも一緒に勉強できて、視野が広がるかなと思って東大を目指すことにしました。

模範解答を写経していた
受験生時代の勉強時間はどれくらいでしたか?
平日は学校のあとで家で3~4時間ってう感じです。たまーに塾にも行ったりしてました。塾は一科目ごとに違うところに通ってました(笑)。
休日はカフェに、えげつないくらい通って勉強してました。7時間ぐらいカフェにいて紅茶2杯とたまにアイスしか頼まない、迷惑な客だったと思います……(笑)
受験生時代、一番つらかったのはどんなことでしたか?
センター直前は、ひたすら過去問ばっかりやっていて、それがつらかったです……。
センターって、問題を解いて点数を取るというよりも、いかに間違わずに8割とか9割とかの得点を守っていくかみたいなところがあって、あまりおもしろくはないですよね……
あとは、数学ができなくて、過去問を見るたびに不安で、模範解答をひたすら書き写したりしていました。
そうすると『この問題はもう解ける!』って、同じ問題が出るわけないので効果はわからないんですけど(笑)、精神的な落ち着きを得られました。